【言葉】
先立つもの
【読み方】
さきだつもの
【意味】
真っ先に必要なもの。
【類義語】
・先だって
「先立つもの」の使い方
もっと豪華な文化祭にならないかな。
先立つものがないと仕方ないわね。
地獄の沙汰も金次第っていうもんね。
世の中お金よね。
「先立つもの」の例文
- 先立つものがなければ夢は夢のままで終わる。
- 先立つものがない中で、熱意だけで作り出した商品です。
- 先立つものはあったが、足りないところはその場その場で働きつつ、敵を探して合衆国を街から街へ旅していった。(A.Cドイル 緋のエチュード)
- 何をするにも先立つものは金さ。(徳田秋声 縮図)
- 女は男に国を逃げだすことを承知させましたが、さて国を出て、どこかへ逃げ、そこで安穏に隠れて暮らしていくためには、先立つものは金です。ところが、どちらも金はない。(アレクサンドル・デュマ 三銃士)
「先立つものがない」とは?
「先立つもの」を用いた表現の一つに「先立つものがない」があります。
「先立つものがない」とは、物事をするためにまっさきに必要となるものがないことをいい、特に、お金がないことをいいます。
【例文】
- 世界中を旅したいと常々思っているが、先立つものがない。
- 隣人の騒音には困っているが、引っ越しをするのに先立つものがない。