【言葉】
囁く
「私語く」とも書く。
【読み方】ささやく
【意味】
声をひそめて話す。ささめく。また、ひそひそと噂をする。
【類義語】
・呟く
【対義語】
・叫ぶ
「囁く」の使い方
僕の心の中で悪魔が囁くよ。
悪魔の囁きに打ち勝つのよ。
戦っているんだけど、天使が悪魔に負けそうなんだよ。
頑張れー。悪魔の囁きに耳を傾けてはいけないわ。
「囁く」の例文
- みんなには秘密よとともこちゃんが囁いた。
- 彼は辞任が囁かれている。
- 聞かれたくない話だったようで耳元で囁いた。
- 彼はショパンの再来と囁かれている。
- 詐欺師は甘い言葉を囁き人をだます。
「囁く」と「私語く」「呟く」との違いは?
「囁く」は「私語く」とも書きます。また、「囁く」に似ている語に「呟く(つぶやく)」があります。
「囁く」と「私語く」の違いは?
「私語く」は「ささやく」と読みます。
しかし「私語」だけだと「しご」と読み、
①ささやき。ひそひそ話。
②話をすべきではない場で勝手に話すこと。また、その話。
という意味で使われます。
「ささやく」は、一般的に「囁く」と書きます。
「私語く」は、「私語」の意味から来る当て字で、「囁く」と同じ意味で使われます。
「囁く」と「呟く」の違いは?
「呟く」とは、小声でひとりごとをいうという意味です。
「囁く」も「呟く」も、小さな声で話すことをいいます。
しかし「囁く」は、周囲に聞こえないよう声をひそめて、相手にだけ聞こえる声で話すことをいいます。
対して「呟く」は、小さな声でひとりごとをいうことをいい、聞き手は必要としません。