「成果をあげる」の意味と使い方や例文!「上げる」と「挙げる」の違いは?(類義語)

【言葉】
成果をあげる

【読み方】
せいかをあげる

【意味】
あることを成し遂げてよい結果を得る。

【類義語】
・業績を上げる
・大きく貢献する
・成果を収める
・成果を出す

「成果をあげる」の使い方

健太
イギリスは産業革命で、いち早く近代化することに成功したんだよね。
ともこ
蒸気機関の発明が、大きな成果をあげたのよ。
健太
石炭が産業の中心だったんだね。
ともこ
今では石油に取って代わられたけどね。

「成果をあげる」の例文

  1. それじゃ、あなたがわれわれ以上の成果をあげるのも不思議じゃないです。(A.Cドイル シャーロック・ホームズ全集 下)
  2. その政策はかなりの成果をあげた。
  3. 任期中、成果をあげることなく終わった。
  4. 誰も予想しなかった成果をあげた
  5. 研究成果をあげることに苦労する。

「上げる」と「挙げる」の違いは?

成果をあげる」の「あげる」の漢字表記は、「上げる」でも「挙げる」でも正しいです。

しかしどちらの漢字表記を使うかで意味が異なります。

上げる」は、結果として期待通りの状態を得ることをいいます。

対して「挙げる」は、はっきりと目立つ形で好ましい結果を生み出すことをいいます。

期待通りの成果をいうならば「成果を上げる」、はっきりと目立つ成果をいうならば「成果を挙げる」を使います。