「堰を切ったように」の意味と使い方や例文!(語源由来・類義語)

【言葉】
堰を切ったように

【読み方】
せきをきったように

【意味】
押さえていたものが一気に動き出すさま。いままでこらえていたものが、一度に起こるさま。

【語源・由来】
「堰」は、取水や水量調節のために川の途中や流出口などに設けて流れをせき止める構造物。川の流れが堰を壊してあふれ出る意から。

【類義語】
・ほとばしる
・横溢する

「堰を切ったように」の使い方

ともこ
同窓会は楽しかった?
健太
久しぶりに会ったから、最初は何を話していいのか分からなかったんだけど、先生の話題になってからは堰を切ったように喋ったんだ。
ともこ
楽しい時間を過ごせたようね。
健太
また集まりたいなあ。

「堰を切ったように」の例文

  1. 慰めの言葉をかけると、彼女は堰を切ったように泣き崩れた。
  2. 黙り込んでいたが、急に堰を切ったように語り始めた。
  3. マスコミはその件に関して静観の構えだったが、堰を切ったように報道し始めた。
  4. 誰かに語りたかったのか、堰を切ったように思いの丈を語った。
  5. 一人になった途端、涙が堰を切ったようにあふれ出てきた。