「是非に及ばず」の意味と使い方や例文!「是非もなし」との違いは?(類義語)

【言葉】
是非に及ばず

【読み方】
ぜひにおよばず

【意味】
しかたがない。やむを得ない。

【類義語】
・是非に叶わず
・仕方ない
・どうしようもない
・やむを得ない
・他に手段もない

「是非に及ばず」の使い方

ともこ
信長は、光秀に裏切られたことを知り「是非に及ばず」といって自害したと言われているわよね。
健太
でも遺体が見つかっていないんだって。
ともこ
生き延びたのかしらね。
健太
目撃証言がないし、タイムマシンが発明されない限り謎のままだね。

「是非に及ばず」の例文

  1. 生徒会長が言うなら是非に及ばず。もう何も言うまい。
  2. 君がそう決断したのなら是非に及ばず
  3. 圧倒的強さの彼らに攻め込まれたからには逃げきれない。是非に及ばず
  4. 飛行機が欠航になったのなら是非に及ばず。もう一日沖縄を楽しむことができると思うことにしよう。
  5. 是非に及ばぬ。さほどにおぼし召さば、帰ろう。(きのふはけふの物語)

「是非に及ばず」と「是非もなし」の違いは?

是非に及ばず」に似ている表現に「是非もなし(ぜひもなし)」があります。

是非もなし」とは、「しかたがない。やむを得ない。」という意味で、「是非に及ばず」と同じ意味です。

是非に及ばず」は、「是非もなし」より、さらに古めかしい表現です