「詮無きこと」の意味と使い方や例文!「思うて詮無きことは思わず」とは?(類義語)

【言葉】
詮無きこと

【読み方】
せんなきこと

【意味】
しかたないこと。無益・無意味であること。どうしようもないこと。

【類義語】
・無益
・無駄

「詮無きこと」の使い方

健太
ともこちゃんはお金持ちの家に生まれていいなあ。
ともこ
他人を羨んでも詮無きこと。不幸になるわよ。
健太
これ以上不幸になりたくないよ。
ともこ
お金があることが幸せとは限らないのよ。

「詮無きこと」の例文

  1. たられば言っても詮無きこと
  2. 考えても詮無きことと、深く考えることを避けてきた。
  3. 原則論を振りかざしてけしからんと言ってみたところで詮無きこと
  4. 常識は十人十色、相手に自分と同じ常識を求めても詮無きこと
  5. 詮無きことを言っていても始まらない。今やれる最大限のことをやろう。

「思うて詮無きことは思わず」とは?

詮無きこと」を用いた表現の一つに「思うて詮無きことは思わず(おもうてせんなきことはおもはず)」があります。

思うて詮無きことは思わず」とは、悩んでも仕方のないことは、くよくよ考えてはいけないという意味です。

【例文】

  1. 思うて詮無きことは思わずと言われるように、後ろを向かない。常に前へ前へ!
  2. 思うて詮無きことは思わず、どうしようもできないことは放っておいて、未来のために生きよう。