「切なる」の意味と使い方や例文!「切なる願い」「切なる喜び」とは?(類義語)

【言葉】
切なる

【読み方】
せつなる

【意味】
心からの。ひたすらの。

【類義語】
・切に
・心から

「切なる」の使い方

健太
両親の切なる思いが届いて、行方不明だった子が発見されたね。
ともこ
よかったわー。心配していたのよ。
健太
子供はこの国の宝だから、事件や事故に巻き込まれてはいけない存在だよね。
ともこ
子供が安心して暮らせる世の中に、それが切なる願いだわ。

「切なる」の例文

  1. 彼らは、戦争は終わって欲しいがロシアに弱体化してほしくないという切なる願望を抱いている。
  2. 彼がそのころ考えていたのは、心の切なる無関心ということだった。(リルケ マルテの手記)
  3. 国家のため先生のご自愛のほど祈る念ますます切なるものがあります。(尾崎秀実 遺書)
  4. 友人の切なる言葉に心が動く。
  5. 死ぬ前にもう一度故郷の土を踏みたいという切なる願いはかないそうもない。

「切なる願い」「切なる喜び」とは?

切なる」を用いた表現に「切なる願い(せつなるねがい)」「切なる喜び(せつなるよろこび)」があります。

「切なる願い」とは?

切なる願い」とは、心からの願いのことをいいます。

【例文】

  1. 世界平和が切なる願いです。
  2. 退会手続きを簡潔にしてほしいというのが切なる願いです。

「切なる喜び」とは?

切なる喜び」とは、心からの喜びをいいます。

【例文】

  1. カスミソウの花言葉は切なる喜びです。
  2. 合格切符を手に入れ切なる喜びを感じる。