【言葉】
しがない
【意味】
①とるに足りない。つまらない。
②貧しい。乏しい。
【語源・由来】
「さがなし」の転。
【類義語】
・さえない
・些々(ささ)たる
【対義語】
・興味深い
・立派な
・偉大な
「しがない」の使い方
このまま年を取ってしがないサラリーマンになって死ぬのかな。
若者らしく夢と希望を持ちなさいよ。
世の中のサラリーマンが不幸そうな顔をしているから、夢も希望もない気がしてきたよ。
私たちの手で世の中を変える!くらいの意気込みでいましょうよ。
「しがない」の例文
- 田舎の市役所でしがない公務員をしています。
- 豊臣秀吉は、しがない農民が武将になったことで有名だ。
- 当時はしがない役者でお金がなかった。
- なんの因果か、おれみたいにどん底に突き落された、しがない人間にとっては、こんな機会はまたとあるまい。(スタンダール 赤と黒)
- 祖父はしがない職人だったが、芸術の価値が分かる人だった。
「しがないサラリーマン」とは?
「しがない」を用いた表現の一つに「しがないサラリーマン」があります。
「しがないサラリーマン」とは、取るに足りないサラリーマンという意味です。
【例文】
- しがないサラリーマンが、不思議な力を得て正義の味方になって世界を救う話です。
- 昔はプロ野球選手に一番近い男と呼ばれていたが、今ではしがないサラリーマンだ。