「縋る」の意味と使い方や例文!「頼る」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
縋る

【読み方】
すがる

【意味】
①結び目ができる。もつれる。
②しがみつく。しっかりとつかまえる。
③(他にたよるものがなく)強くたよる。

【類義語】
・掻いつく
・寄り掛かる

【対義語】
・突き放す

「縋る」の使い方

健太
天才選手が違うチームに移籍してしまうんだ。
ともこ
行かないでってればいいじゃないの。
健太
ったけど駄目だったんだ。
ともこ
残った選手を天才に限りなく近い選手に育てるしかないわね。

「縋る」の例文

  1. それでさへ怒り得ないで、悄々と杖につて背負つて帰る男ぢやないか。(泉鏡花 紅玉)
  2. すると女は始めて女らしい表情を面に湛えて、りつくように父をとめた。(夏目漱石 行人)
  3. もしホグワーツを退学にならなかったら、十ガリオン入れよう。ハリーは縋る思いでそんなことを考えている自分に気づいた。(J.K.ローリング ハリー・ポッターシリーズ 5)
  4. 藁にも縋る思いでSNSに投稿し、情報を集めた。
  5. ともこちゃんが僕に泣きって来た。

「縋る」と「頼る」の違いは?

縋る」に似ている語に「頼る(たよる)」があります。

頼る」とは、
①縁を求める。
②たのみとする。力を借りる。
③てづるとする。
④心がひかれる。つられる。
⑤言い寄る。

という意味です。

縋る」は、強く「頼る」ことをいい、「縋る」も「頼る」も、助けになるものと思うという意味があります。

しかし「頼る」は、だれかの力や助けを借りる、心がひかれる、言い寄るという意味がある点が「縋る」と違います。

また「縋る」は、苦しい状況や思わしくない状況の中で、唯一の頼みとして何かに強くつかまったりしがみついたりすることをいう点が「頼る」と違います。