「戸惑わせる」の意味と使い方や例文!「惑わせる」との違いは?(類義語)

【言葉】
戸惑わせる

【読み方】
とまどわせる

【意味】
まごつかせる。

【類義語】
・迷わせる
・惑わせる

「戸惑わせる」の使い方

健太
インターネットの情報が世の母親を戸惑わせているんだって。
ともこ
色んな情報があふれているもんね。
健太
可愛い我が子のために、一番良いことをしてあげたいと願うのが母親の常だからね。
ともこ
失敗しながら情報の取捨選択ができるようになるしかないわよね。

「戸惑わせる」の例文

  1. さらに一成を戸惑わせたのは、男が大阪府警の刑事だということだった。(東野圭吾 白夜行)
  2. それよりも一層伊木を戸惑わせたのは、朝子の様子であった。(吉行淳之介 砂の上の植物群)
  3. ともこちゃんは、不吉な予言をして相手を戸惑わせる。
  4. 電子マネーでの決済が普及して、アナログ人間を戸惑わせる
  5. 参加者の質問が彼を戸惑わせた。

「戸惑わせる」と「惑わせる」の違いは?

戸惑わせる」に似ている表現に「惑わせる(まどわせる)」があります。

惑わせる」とは、「思慮を乱させる。分別を失わせる。」という意味です。

戸惑わせる」も「惑わせる」も、まごつかせることをいいます。

しかし、「戸惑わせる」は、どう対処してよいか分からず迷わされることをいい、具体的かつ一時的な問題に対して使われます。

対して「惑わせる」は、「人を惑わせる言辞」のように、抽象的かつ長期的な問題に対して使われることが多いです。