「とんでもない」の意味と使い方や例文!「とんでもございません」は間違った敬語?(類義語)

【言葉】
とんでもない

【意味】
①とても考えられない。思いもかけない。途方もない。
②(相手の言葉を強く否定して)そんなことはない。

【類義語】
・途方もない
・とてつもない
・とっぴょうしもない
・とんだ
・大それた
・もってのほか

「とんでもない」の使い方

健太
写真にとんでもないものが写っているよ。
ともこ
本当だ。お化けみたいね。
健太
これって本物かな。
ともこ
いわゆる心霊写真ってやつでしょうね。お祓いした方が良いかもね。

「とんでもない」の例文

  1. この学校を閉鎖するなんてとんでもない話だ。
  2. 円安が加速して1ドル160円、とんでもないことになっている。
  3. 全く、健太くんはとんでもないことをしでかすな。
  4. ともこちゃんがとんでもない値段をつけるから全然売れない。
  5. 日本代表に選ばれるなんてとんでもないことになった。

「とんでもございません」は間違った敬語?

とんでもない」は、「途でもない」の変化した語です。

相手の言葉を強く否定して、「そんなことはない。冗談ではない。」という意味で使われます。

全体で一語の形容詞であるところから、「とんでも」+「無い」から成る語と勘違いして、「とんでもございません」という丁寧形で使われることがあります。

かつては誤りとされましたが、今では、「とんでもありません」「とんでもございません」は許容されています。