「浮かばれない」の意味と使い方や例文!(語源由来・類義語)

【言葉】
浮かばれない

【読み方】
うかばれない

【意味】
苦労などが報われない。面目が立たない。救われない。

【語源・由来】
「浮かばれない」は、「浮かばれる」の否定形。「浮かばれる」は、「浮かぶ」の未然形+可能の助動詞「れる」から成る語。死者の霊が安らかに慰められる意。

【類義語】
・報われない

【対義語】
・実を結ぶ
・実る
・結実する
・開花する
・花開く

「浮かばれない」の使い方

健太
真犯人を探さないと彼は浮かばれないよ。
ともこ
誤認逮捕のショックで亡くなったもんね。
健太
僕たちの手で犯人を特定することはできないかな。
ともこ
できるかもしれないわね。事件の資料を集めましょう。

「浮かばれない」の例文

  1. こんな判決では被害者は浮かばれない
  2. 必死に勉強を頑張ったのに、結果がこれでは浮かばれない
  3. 汚名をそそがなければ浮かばれないだろう。
  4. その失敗が原因で、彼は一生浮かばれなかったんだ。
  5. 僕がこんな饒舌を弄する気になったのもそのためだ。おいおい僕も一生懸命にならないと、浮かばれない時が近づくらしい。(芥川龍之介 舞踏会・蜜柑)