「伺う」の意味と使い方や例文!「様子を伺う」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
伺う

【読み方】
うかがう

【意味】
①「聞く」の謙譲語。拝聴する。お聞きする。
②「尋ねる」「問う」の謙譲語。
③「訪れる」「訪問する」の謙譲語。
④神仏の託宣を願う。
⑤寄席などで、客に話をする。また、一般に、大ぜいの人に説明をする。

【類義語】
・尋ねる
・問う
・聞く

【対義語】
・申し上げる
・お聞きになる
・申す
・お暇する

「伺う」の使い方

健太
僕はどうすればいいのかな。
ともこ
神様にってみましょう。
健太
神様と話すことができるの?
ともこ
神様の声であるおみくじを引くのよ。

「伺う」の例文

  1. 話は彼からっております。
  2. 私のっている所では、明日から一週間夏季休暇だそうです。
  3. 先生のご高説、謹んでいました。
  4. 先生においしたいことがあります。お時間ございますでしょうか。
  5. 来週の午後三時に、健太くんの家にいます。

「伺う」と「様子を伺う」の違いは?

伺う」を用いた表現で「様子を伺う(ようすをうかがう)」を見掛けることがあります。

しかし「様子を伺う」は、様子をそっと覗いて探ったり、覗き見る意で使われています。

その動作の相手を敬う謙譲語となる「伺う」に、覗き見るという意味はありません。

なので「様子を伺う」は誤用です。「様子を窺う(うかがう)」または「様子を覗う(うかがう)」が正しいです。