「胡散臭い」の意味と使い方や例文!「胡散」とは?(語源由来・類義語・対義語)

【言葉】
胡散臭い

【読み方】
うさんくさい

【意味】
どことなく怪しい。疑わしい。油断ができない。

【語源・由来】
「う」は、「胡」の唐音。

【類義語】
・如何わしい
・怪訝
・半信半疑
・眉唾

【対義語】
・実直
・誠実
・信頼

「胡散臭い」の使い方

ともこ
健太くん。髪を金色に染めたのね。
健太
自分では気に入ってるんだ。
ともこ
誰かにこき下ろされたの?
健太
愛猫が胡散臭そうに僕を遠巻きに見るようになったんだ。

「胡散臭い」の例文

  1. 見かけほど胡散臭人物ではないのかもしれないと思い始めたようだった。(村上春樹 1Q84 BOOK3)
  2. あのラーメン屋で出会った胡散臭い神様が言っていたのは本当のことらしい。(森見登美彦 四畳半神話大系)
  3. 彼は突然胡散臭い人間に挨拶をされたような顔をした。(夏目漱石 明暗)
  4. ちゃんとした宗教もあるのに、宗教というと胡散臭く感じる。
  5. いかにも胡散臭いセールスマンのセールストークにはだまされない。

「胡散」とは?

胡散臭い」の「胡散」とは、「あやしいこと。疑わしいこと。」という意味です。

」は、でたらめの意です。

同じ「」を使う「胡乱(うろん)」とは、疑わしいことという意味が同じです。