「喪う」の意味と使い方や例文!「失う」との違いは?(類義語)

【言葉】
喪う

「失う」とも書く。

【読み方】
うしなう

【意味】
①持っていたものや身に備わっていたものなどがない状態になる。なくす。
②得ようとして取り逃す。
③奪われてなくなる。
④進むべき道などが分からなくなる。なくす。
⑤亡くす。
⑥その資格を十分に備えている。

【類義語】
・無くす
・落とす
・喪失

「喪う」の使い方

健太
ペットロスになってしまったよ。
ともこ
愛犬をったのよね。
健太
そうなんだ。急でお別れができなかったから余計につらい。
ともこ
大事な存在を喪うってつらいわよね。

「喪う」の例文

  1. 飛行機事故で腹心の部下を四人もった。
  2. 彼女はそれを北の海の中で生命をった何かの生き物の骨だろうと思った。(森村誠一 新幹線殺人事件)
  3. われわれは七十九隻の僚友をい、今死せる者の魂をこの手に抱いた。(光瀬龍 たそがれに還る)
  4. 家族をった健太くんは闇落ちしてしまった。
  5. った人の代わりなど存在しない。

「喪う」と「失う」との違いは?

うしなう」は、辞書によっては「失う」とも「喪う」とも書くとあります。

しかし「喪う」は、「亡くす」意で使われることが多いです。