「窺い知れる」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
窺い知れる

【読み方】
うかがいしれる

【意味】
表面にあらわれていない事柄についておおよその見当をつけることができる。察知することができる。

【類義語】
・汲み取る
・酌み取る
・読み取る
・透けて見える

「窺い知れる」の使い方

健太
外からは窺い知れないけれども、芸能界って大変なんだろうね。
ともこ
競い合い、蹴落とし合う世界だから大変よね。
健太
華やかそうに見えるのにね。
ともこ
光が明るければ明るいほど、影が濃くなるものよ。

「窺い知れる」の例文

  1. これまで親交のあった親戚ではないのだということが窺い知れた。(東野圭吾 秘密)
  2. 競馬記者は、仕事の性質上、ともすると厩舎筋では憎まれ者になるのである。よってもって彼の人徳が窺い知れると言ってもいいだろう。(山口瞳 草競馬流浪記)
  3. 人々は伊作と末吉とが二人でいて、何かしていたり、話し込んでいたりするのを見ると、到底窺い知れぬ固い世界を覗き見るような思いをする。(森茉莉 甘い蜜の部屋)
  4. 大器の片鱗が窺い知れるデビュー戦となった。
  5. 日本代表への期待のほどが窺い知れる前向きな内容の記事だった。