【言葉】
後ろ盾
「後ろ楯」とも書く。
【読み方】うしろだて
【意味】
①背後を防ぐために楯となるもの。
②かげにいて助けること。また、その人。うしろみ。後援。
【類義語】
・後援
・後ろ見
「後ろ盾」の使い方
あしながおじさんって話を知っている?
資産家が、孤児院で育った女の子の後ろ盾になる話よね。
書簡体小説なんだけど、飽きずに面白く読めるんだ。
知っているけど、小説を読んだことがないわ。図書館で借りてみる!
「後ろ盾」の例文
- フリーになると後ろ盾がなくなる不安がある。
- イギリスとの間には日英同盟が締結され、日露戦争の後ろ盾となった。
- じゃあ、あたしの気持ちが分かるというの?たった一人で何の後ろ盾もなく生きてきたあたしのことを?(恩田陸 ライオンハート)
- 彼にはたしかに才能があったが、家名も富も後ろ盾ももってはいなかった。(荻原規子 西の善き魔女1 セラフィールドの少女)
- 後ろ盾がないまま巨大組織に挑むのは危険だ。
「後ろ盾を失う」とは?
「後ろ盾」を用いた表現の一つに「後ろ盾を失う(うしろだてをうしなう)」があります。
「後ろ盾を失う」とは、かげにいて助けてくれる人を失くすことをいいます。
【例文】
- 後ろ盾を失った彼は失脚した。
- 後ろ盾を失うことを恐れて、思い切ったことができずにいた。