【言葉】
是非に及ばず
【読み方】
ぜひにおよばず
【意味】
しかたがない。やむを得ない。
【類義語】
・是非に叶わず
・仕方ない
・どうしようもない
・やむを得ない
・他に手段もない
「是非に及ばず」の使い方
信長は、光秀に裏切られたことを知り「是非に及ばず」といって自害したと言われているわよね。
でも遺体が見つかっていないんだって。
生き延びたのかしらね。
目撃証言がないし、タイムマシンが発明されない限り謎のままだね。
「是非に及ばず」の例文
- 生徒会長が言うなら是非に及ばず。もう何も言うまい。
- 君がそう決断したのなら是非に及ばず。
- 圧倒的強さの彼らに攻め込まれたからには逃げきれない。是非に及ばず。
- 飛行機が欠航になったのなら是非に及ばず。もう一日沖縄を楽しむことができると思うことにしよう。
- 是非に及ばぬ。さほどにおぼし召さば、帰ろう。(きのふはけふの物語)
「是非に及ばず」と「是非もなし」の違いは?
「是非に及ばず」に似ている表現に「是非もなし(ぜひもなし)」があります。
「是非もなし」とは、「しかたがない。やむを得ない。」という意味で、「是非に及ばず」と同じ意味です。
「是非に及ばず」は、「是非もなし」より、さらに古めかしい表現です