【言葉】
ずぼら
【意味】
すべきことをせずだらしがないこと。無精なこと。
【類義語】
・ものぐさ
・ぐうたら
【対義語】
・几帳面
「ずぼら」の使い方
健太くん。足で戸を閉めないでよ。ずぼらねえ。
開けっ放しにするより良いじゃないか。
椅子を足で戻さない!手があるでしょう。
足の方が近いんだもん。
「ずぼら」の例文
- だいたいこんなことになった直接の原因は、どう考えても私のずぼらさだった。(山本文緒 プラナリア)
- ずぼらなくせに、英語の勉強だけは熱心で、大学の授業の後、会話の学校へまめに通った。(阿川尚之 アメリカが嫌いですか)
- 僕はこんなずぼらな、のんきな兄らの中に育ったのだ。また従兄にも通人がいた。(夏目漱石 僕の昔)
- 年を取れば取るほど健太くんはずぼらになっていった。
- ずぼら主婦でも続けられる自炊レシピ集という本が売れている。
「ずぼら」と「がさつ」の違いは?
「ずぼら」に似ている語に「がさつ」があります。
「がさつ」とは、言動が粗暴でぞんざいなさまという意味です。
「ずぼら」も「がさつ」も、行動を表す言葉です。
「ずぼら」は、いい加減でだらしないことをいいます。
対して「がさつ」は、荒々しく、細かいところに気を配らないさまをいいます。