「根こそぎ」の意味と使い方や例文!「根こそぎ取る」とは?(類義語)

【言葉】
根こそぎ

【読み方】
ねこそぎ

【意味】
①根まですっかり抜きとること。ねこぎ。比喩的にも使う。
②(副詞的に)少しも余すところがないこと。ことごとく。全部。

【類義語】
・くまなく

「根こそぎ」の使い方

ともこ
草は根こそぎとらないとすぐに生えてくるわよ。
健太
草ってなんでこんなに強いのかな。
ともこ
花壇に植えてある花と違って、自分に適した場所に生えているからでしょうね。
健太
草が強いんじゃなくて、この土地が居心地がいいんだね。

「根こそぎ」の例文

  1. 泡の力でかびを根こそぎ取り除く。
  2. 台風で、桜の木が根こそぎに倒れてしまった。
  3. 泥棒に貴金属を根こそぎ持っていかれてしまった。
  4. 新しい時代に向けて、古い勢力を根こそぎ排除する。
  5. 洪水で、多くの家が根こそぎ流された。

「根こそぎ取る」とは?

根こそぎ」を用いた表現の一つに「根こそぎ取る(ねこそぎとる)」があります。

根こそぎ取る」とは、ことごとく全部取るという意味です。

【例文】

  1. 海外の漁船が、この辺りの魚を根こそぎ取ってしまう。
  2. あの企業に将来有望な学生を根こそぎ取られた。