【言葉】
根こそぎ
【読み方】
ねこそぎ
【意味】
①根まですっかり抜きとること。ねこぎ。比喩的にも使う。
②(副詞的に)少しも余すところがないこと。ことごとく。全部。
【類義語】
・くまなく
「根こそぎ」の使い方
草は根こそぎとらないとすぐに生えてくるわよ。
草ってなんでこんなに強いのかな。
花壇に植えてある花と違って、自分に適した場所に生えているからでしょうね。
草が強いんじゃなくて、この土地が居心地がいいんだね。
「根こそぎ」の例文
- 泡の力でかびを根こそぎ取り除く。
- 台風で、桜の木が根こそぎに倒れてしまった。
- 泥棒に貴金属を根こそぎ持っていかれてしまった。
- 新しい時代に向けて、古い勢力を根こそぎ排除する。
- 洪水で、多くの家が根こそぎ流された。
「根こそぎ取る」とは?
「根こそぎ」を用いた表現の一つに「根こそぎ取る(ねこそぎとる)」があります。
「根こそぎ取る」とは、ことごとく全部取るという意味です。
【例文】
- 海外の漁船が、この辺りの魚を根こそぎ取ってしまう。
- あの企業に将来有望な学生を根こそぎ取られた。