「魅入られる」の意味と使い方や例文!「取り憑かれる」との違いは?(類義語)

【言葉】
魅入られる

【読み方】
みいられる

【意味】
ひきつけられる。とりこになる。

【類義語】
・ひきつけられる

「魅入られる」の使い方

ともこ
健太くんはすっかり桜の美しさに魅入られたわね。
健太
春のしかも1、2週間しか楽しむことができないはかなさがたまらなく良いよね。
ともこ
桜に魅入られる人は多いわよね。
健太
この通りに桜をたくさん植えて桜並木にしたいな。

「魅入られる」の例文

  1. 彼は悪魔に魅入られたかのように人が変わってしまった。
  2. 彼女はお金の山に魅入らてしまった。
  3. サウナに魅入られた健太くんのお父さんは、家にサウナを作ってしまった。
  4. 四季折々の富士山の美しさに魅入られた彼は、富士山の近くに家を建てた。
  5. 彼はもう縦のものを横にするにも、魅入られたような意志のなさを感じていた。(梶井基次郎 ある崖上の感情)

「魅入られる」と「取り憑かれる」の違いは?

魅入られる」に似ている表現に「取り憑かれる」があります。

取り憑かれる」とは、「魔物などがひとにのりうつる。つきものがつく。ある感情などが根付いて離れなくなる。」ことをいいます。

魅入られる」は、その魅力にひきつけられることをいいます。

対して「取り憑かれる」は、「不安に取り憑かれる」のように、感情に縛られる意や、魔物などにのりうつられることをいうので意味が違います。