「見やる」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
見やる

「見遣る」と表記する。
【読み方】
みやる

【意味】
①遠方を望み見る。眺める。見渡す。
②その方を見る。

【類義語】
・眺め遣る

「見やる」の使い方

健太
寒気がして、バックミラーを見やると、そこに見知らぬ女性が映っていたんだって。
ともこ
それ、怖い話?やめてよ。
健太
怖い話は苦手?タクシーの運転手は、怖い体験が多いんだって。
ともこ
タクシーの運転手にはなれないわ。

「見やる」の例文

  1. 日比谷で下りて公園の入り口を見やった時に、これはいけないと思った。(寺田寅彦 雑記 I)
  2. 彼のそばに立っていた母は、もう何度か気がかりそうに窓を見やった。(ドストエフスキー 未成年 下)
  3. 彼女は二人の不安そうな顔を悲しげに見やり、眼にいっぱい涙を浮かべた。(モンゴメリ 赤毛のアン)
  4. カーテンを開けて外を見やると雨が降っていた。
  5. 足下を見やると、そこにはいつのまに近付いてきたのか猫がいた。