【言葉】
やさぐれる
【意味】
①家出してふらつく。流浪する。
②(「ぐれる」と混同して)すねる。投げやりになる。
(香具師・不良の隠語)
【類義語】
・すねる
「やさぐれる」の使い方
温泉はどうだった?
やさぐれた気持ちが癒されたよ。
心身共に癒してくれるなんて、すごい薬効ね。
弘法大師が見つけた温泉らしいよ。霊験あらたかな湯だよね。
「やさぐれる」の例文
- やさぐれた僕を、夜回り先生は見捨てずにいてくれた。
- 全てを失い人生に失望してやさぐれる。
- あんなに真面目だった健太くんがやさぐれるなんて、一寸先は闇だな。
- やさぐれていた彼を救ったのは、この本にある言葉だった。
- 空腹が満たされると、やさぐれていた気持ちが落ち着いてきた。
「心がやさぐれる」とは?
「やさぐれる」を用いた表現の一つに「心がやさぐれる(こころがやさぐれる)」があります。
「心がやさぐれる」とは、すねる、投げやりになるという意味です。
【例文】
- 健太くんは、教師の心ない言葉に深く傷つき心がやさぐれた。
- スタメンどころかベンチ入りすらできず、心がやさぐれる。