「如実に現れる」の意味と使い方や例文!「如実に表れる」との違いは?(類義語)

【言葉】
如実に現れる

【読み方】
にょじつにあらわれる

【意味】
現実や事実として明らかに現れること。実際にそのままの姿や状態で現れること。

【類義語】
・はっきり現れる
・明瞭に現れる
・リアルに現れる
・本当に現れる
・そのまま現れる
・あからさまに現れる

「如実に現れる」の使い方

健太
将棋に、コンピューターの影響が如実に現れているらしいね。
ともこ
いままでの将棋では考えられない指し方をするようになったんですって。
健太
コンピューターはいろんなものに影響を与えているんだね。
ともこ
いつか人間では勝つことができないAIを搭載したロボット棋士が登場するかもね。

「如実に現れる」の例文

  1. 経済的な格差が子供の進学に如実に現れるようになった。
  2. 戦勝国と敗戦国との明暗がここに如実に現れたのである。(宮原安春 軽井沢物語)
  3. アイドルは選抜組と非選抜組で待遇の差が如実に現れる
  4. 小学生の学力は、各地方自治体の施策が如実に現れる
  5. 絵にはそれぞれの個性が如実に現れる

「如実に現れる」と「如実に表れる」の違いは?

如実に現れる」は「如実に表れる」とも書きます。

一般的に「如実に表れる」が使われます。

表れる」は、感情や考えなど目に見えないものがはっきりと見える形をとって表に出ることをいいます。

現れる」は、内から外への出現を強調する場合に使われます。

文脈によって「現れる」と「表れる」を使い分けることがありますが、多くは「如実に表れる」が使われます。