【言葉】
拓く
「開く」とも書く。
【読み方】
ひらく
【意味】
使われていなかった土地を使えるようにする。
【類義語】
・開墾する
・開発する
「拓く」の使い方
この会社の未来を拓くには、後継者が必要不可欠だよね。
後継者がいないと話にならないわね。
ここで途切れさせるには惜しい会社だよね。
かといって健太くんは後継者の器じゃないしね。
「拓く」の例文
- その竹藪は薙ぎ倒され、逃げて行く人の勢で、径が自然と拓かれてゐた。(原民喜 夏の花)
- 未来に向けて道を拓くことに成功した。
- あるいは結果を求めるのではなくして、結果への道を拓くのである。(三木清 語られざる哲学)
- 冶金術に道を拓くガラスの発見と金属の精錬を導いたのは火だ。
- 六千坪の草原は半ば以上拓かれて、趣のある日本式の庭園になっていた。(中谷宇吉郎 由布院行)
「未来を拓く」とは?
「拓く」を用いた表現の一つに「未来を拓く(みらいをひらく)」があります。
「未来を拓く」とは、使われていなかった土地を使えるようにするように、未来のために状況の改善を図ることをいいます。
【例文】
- レアアースは、日本のモノづくりの未来を拓く。
- 結果が未来を拓くのだから、結果を残すしかない。