「疎ら」の意味と使い方や例文!「ちらほら」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
疎ら

【読み方】
まばら

【意味】
間疎(まあら)の意からで、
①空間的にすき間のあること。密でないこと。
②連続せず、時間をおいて起きるさま。

【類義語】
・散在
・点在

【対義語】
・密

「疎ら」の使い方

ともこ
疎らに髭が生えていると不衛生ね。
健太
サンタクロースくらいのびれば貫禄が出るんだけどね。
ともこ
あそこまでのばすのに、どれくらいかかるのかしらね。
健太
シャンプーで洗ったりトリートメントをするのかな。年を取ったらのばしてみようかな。

「疎ら」の例文

  1. 山の斜面には木が疎らに生えている。
  2. インフルエンザが大流行し、観光地を散策する客の姿は疎らだ。
  3. 少し進むと民家が疎らになって人っ子一人見かけなくなった。
  4. 女子サッカーは観客が疎らで収益が少なく課題が多い。
  5. 今日は疎らな雲だったので、天使の梯子が見られた。

「疎ら」と「ちらほら」の違いは?

疎ら」に似ている語に「ちらほら」があります。

ちらほら」とは、
①あちらこちらに少しずつあるさま。
②散発的に認められるさま。ときどき。

という意味です。

ちらほら」は、人や物が「疎ら」にあることをいい、近い意味で使われます。

しかし「疎ら」は、幅広い対象に使われますが、「ちらほら」は人や物に対して使われます。