「無駄足を踏む」の意味と使い方や例文!「二の足を踏む」との違いは?(類義語)

【言葉】
無駄足を踏む

【読み方】
むだあしをふむ

【意味】
わざわざ行ってもなんの役に立たないこと。

【類義語】
・肩すかしを食らう
・徒労に終わる

「無駄足を踏む」の使い方

健太
無駄足を踏むことになるかもしれないと考えて避難しない人が多いんだって。
ともこ
万が一のことを考えて無駄足になったとしても避難した方が良いと思うわ。
健太
足が不自由だとか、仕事が忙しいとか、いろいろ事情があるんだろうね。
ともこ
・・・でも死んだら元も子もないわ。やっぱり避難は大事よ。

「無駄足を踏む」の例文

  1. こんな田舎までやって来て、やはり無駄足だったが、無駄足を踏んだことに特別な徒労は感じなかった。(樋口有介 探偵は今夜も憂鬱)
  2. 適当に動いても無駄足を踏むことにしかならないから計画を立てよう。
  3. 無駄足を踏む可能性があるから、事前に店に電話して確認する。
  4. 無駄足を踏んでがっかりすることになったとしても行ってみる。
  5. 平日だというのに満席で無駄足を踏むことになった。

「無駄足を踏む」と「二の足を踏む」との違いは?

無駄足を踏む」に似ている表現に「二の足を踏む(にのあしをふむ)」があります。

二の足を踏む」とは、「一歩目は進みながら、二歩目はためらって足踏みする。思い切れずに迷う。」という意味です。

無駄足を踏む」は、わざわざ行ったのに役に立たなかったことをいうので、ためらうことをいう「二の足を踏む」とは意味が違います。