「やるせない気持ち」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
やるせない気持ち

【読み方】
やるせないきもち

【意味】
せつない気分。どうしようもない気分。

【類義語】
・救われない思い
・辛い思い
・浮かばれない思い

「やるせない気持ち」の使い方

健太
学校生活は三年間しかないのに、いろんな行事が中止になってやるせない気持ちになったよ。
ともこ
しょうがないわよね。教育委員会だって意地悪で行事を中止したわけじゃないもん。
健太
感染症蔓延で仕方ないって分かっているよ。わかっているからやるせない気持ちになるんだ。
ともこ
この未知の感染症がもっと解明されて、後遺症等が明らかにされたら、行事をすべて中止した判断は間違っていなかったとわかる日が来るかもしれないわ。

「やるせない気持ち」の例文

  1. 客から思いやりのない言葉を吐かれやるせない気持ちになる。
  2. 戦争で故郷に戻れずやるせない気持ちになる。
  3. 酒でやるせない気持ちをまぎらわせるのは危険だ。
  4. 暇すぎるせいで夏休みが苦痛に変わるあのやるせない気持ちを、みんな味わいたくないんだ。(綿矢りさ 蹴りたい背中)
  5. わたしには真相をお前に書いてやれなかったのです、だってそんなことをしたところでお前はやるせない気持ちになり悲憤慷慨するばかりでなにもできなかったでしょうからね。(ドストエフスキー 罪と罰 上)