【言葉】
冗談交じり
【読み方】
じょうだんまじり
【意味】
真面目なニュアンスだけでなくふざけたニュアンスを含むさま。
【類義語】
・冗談半分
「冗談交じり」の使い方
駅前の再開発が終わらないわね。
僕が生まれたときから工事をしている気がするよ。
地元の人たちから冗談交じりに日本のサグラダファミリアって言われてるわよ。
本物のサグラダファミリアと、どっちが先に完成するかな。
「冗談交じり」の例文
- 不思議ちゃんっていうか不気味ちゃんっていうか。冗談交じりにそんなことを言われたことがある。(角田光代 愛がなんだ)
- 「見ーつっけたぁ」 冗談交じりに声をかけたが、女の背中はピクリとも動かない。(吉田修一 熱帯魚)
- お前と結婚したことが俺の人生最大の失敗と冗談交じりに言われた。
- 怪我をしてふさぎ込んでいたところに、「応援しないけど、頑張れ」と先輩から冗談交じりのメールが来た。
- つば九郎を飲みに誘いたいが、鳥はアルコールを摂取できるのかなと冗談交じりに言った。
「冗談混じり」は漢字間違い?
「冗談交じり」の「交じり」は、「混じり」「雑じり」とも書きます。
しかし「交じり」は、まざったものの区別がつくことをいいます。
「混じり」は、まざったものの区別がつかないことをいいます。
「雑じり」は、常用外の漢字なので「混じり」「交じり」と書くことが多いです。
厳密に言うと「交じり」と「混じり」は、区別されますが、一般的には「冗談交じり」も「冗談混じり」も区別されず使われます。