【言葉】
気兼ねなく
【読み方】
きがねなく
【意味】
気をつかわず。遠慮なく。
【類義語】
・心置きなく
「気兼ねなく」の使い方
健太くん。なんで一軒家に引っ越したの?
気兼ねなく遊べるようにだよ。
マンションだと気兼ねするわよね。
そうなんだ。僕の声がうるさいって苦情がすごくてね。それで一軒家に引っ越したんだ。
「気兼ねなく」の例文
- 赤ちゃん連れに美術館を開放してくれる日があり、赤ちゃんが泣いても気兼ねなく美術鑑賞ができる。
- ここは防音になっているので気兼ねなく楽器演奏ができる。
- 誰しも気兼ねなく自由になり、労働という我々にふさわしくないものから解放されるのです。(カレル・チャペック RUR)
- 彼等三人は行きも返りも、気兼ねなく笑つたり話したりした。(芥川龍之介 秋)
- 健太くんは、お姉さんには気兼ねなく頼みごとができる。
「気兼ねなく」と「心置きなく」の違いは?
「気兼ねなく」に似ている表現に「心置きなく(こころおきなく)」があります。
「心置きなく」とは、「遠慮気がねなく。心残りなく。安心して。」という意味です。
「気兼ねなく」は、遠慮「気兼ねなく」という意味です。
「気兼ねなく」は、遠慮なくという意味がある点が「心置きなく」と違います。