「愛嬌を振りまく」の意味と使い方や例文!「愛想を振りまく」は間違い?(類義語)

【言葉】
愛嬌を振りまく

【読み方】
あいきょうをふりまく

【意味】
だれにでもにこやかで親しみやすい態度をとること。

【類義語】
・リップサービス
・親しみやすい
・かわいらしい

「愛嬌を振りまく」の使い方

ともこ
健太くん。顔が引きつっているわよ。愛嬌を振りまいて。
健太
文化祭の来場者を迎える役なんて、内気な僕には向いていないよ。
ともこ
弱点を克服するチャンスよ。
健太
内気な性格は、無理になおさないといけないものなんだろうか。

「愛想を振りまく」の例文

  1. 我が家の猫は愛嬌を振りまくタイプではない。
  2. 彼女はアイドルなのに、愛嬌を振りまくのが苦手だ。
  3. 彼は、女性には愛嬌を振りまくが男性には冷たい。
  4. 愛嬌を振りまくともこちゃんは人気がある。
  5. 愛嬌を振りまくだけで、人間関係がスムーズになる。

「愛想を振りまく」は間違い?

インターネット上で「愛嬌を振りまく」に似ている「愛想を振りまく(あいそをふりまく)」という表現をみかけることがあります。

しかし「愛想を振りまく」は間違いです。

愛嬌」は、人に好かれるような「愛想」や世辞という意味です。
愛想」は、「人に接して示す行為や愛らしさ。人あしらいのよさ。」という意味です。

だれにでも愛らしい態度をとるという意味で「愛想を振りまく」でも正しそうですが、慣用的に間違いなので注意しましょう。