「思い違い」の意味と使い方や例文!「勘違い」との違いは?(類義語)

【言葉】
思い違い

【読み方】
おもいちがい

【意味】
間違えて思い込むこと。また、その事柄。勘違い。思い違え。

【類義語】
・誤解
・勘違い
・心得違い

「思い違い」の使い方

ともこ
健太くん。待っていたのに何で来なかったの?
健太
約束は来週じゃなかった?
ともこ
今日よ。
健太
来週だと思い違いをしていたよ。

「思い違い」の例文

  1. 思い違いというのは、たいてい出来上った概念に影響されることが多い。(松本清張 証明)
  2. がっかりした様子を見せまいと骨折った。自分の思い違いであって少年はまったくの馬鹿だったのだと、彼は思った。(ロラン・ロマン ジャン・クリストフ)
  3. 単なる思い違いであった場合には、ひどく面倒な立場に置かれることになる。(村上春樹 1Q84 BOOK2)
  4. 思い違いで抗議して恥ずかし思いをした。
  5. 健太くんが結婚しているというのは、私の思い違いでした。

「思い違い」と「勘違い」の違いは?

思い違い」に似ている語に「勘違い(かんちがい)」があります。

勘違い」とは、「間違って思い込むこと。思い違い。」という意味です。

思い違い」も「勘違い」も、事実や意味などを取り違えて認識することをいい、ほぼ同じ意味で使われます。