「折に触れて」の意味と使い方や例文!「折を見て」「事あるごとに」との違いは?(類義語)

【言葉】
折に触れて

【読み方】
おりにふれて

【意味】
機会があるごとに。

「折」は、機会・時機の意。
【類義語】
・頃合いを見て
・頃合いを見計らって
・折あらば

「折に触れて」の使い方

ともこ
振り込め詐欺の被害が無くならないわね。
健太
折に触れて、離れて暮らす家族に電話をすることが大事だね。
ともこ
すぐに偽物だと気付くように、連絡は取り合うべきね。
健太
今こそ家族の団結力が試される時だよ。

「折に触れて」の例文

  1. その本は、彼が折に触れて読み返していた。
  2. 折に触れて上司に訴えてきたが聞き入れられなかった。
  3. 首相は折に触れて、防衛力の強化についてのメッセージを発してきた。
  4. 公人として発言には注意するよう折に触れて注意してきた。
  5. 彼とは折に触れて会う機会が多いので運命のようなものを感じる。

「折に触れて」と「折を見て」「事あるごとに」との違いは?

折に触れて」に似ている語に「折を見て(おりをみて)」「事あるごとに(ことあるごとに)」があります。

「折に触れて」と「折を見て」違いは?

折を見て」とは、「機会を見て。都合がいいときに。」という意味です。

折に触れて」も「折を見て」も、「」=「機会」の意味で使われます。

しかし「折に触れて」は、機会があるたびに、いつでもという意味です。

対して「折を見て」は、いつか、都合の良い機会にという意味です。

「折に触れて」と「事あるごとに」違いは?

事あるごとに」とは、何か起きるたびにという意味です。

折に触れて」も「事あるごとに」も、いつでもという、ほぼ同じ意味で使われます。