【言葉】
積もる話
【読み方】
つもるはなし
【意味】
少しずつたまって話したいことがたくさんあること。
【類義語】
・話したいこと
・たまりにたまった話
「積もる話」の使い方
うわあ。超久しぶり。元気だった?
健太くんは、彼と知り合いだったの?積もる話はあとにして、まずは今日の流れを説明するわね。
そうだった。大事なイベントが控えているんだった。
イベントが終わってからゆっくり話をしてね。
「積もる話」の例文
- 積もる話があるだろから、今夜は二人で思い出話でも語り合うといい。
- もう少し静かな場所でゆっくり積もる話をしたい。
- ヤムリ師は微笑んで、 「わたしがご案内しようと思っておりましたが、まあ、お弟子さんと積もる話をしながらというほうが、よいかもしれませんな」 とおっしゃった。(上橋菜穂子 獣の奏者 外伝 刹那)
- 彼らは積もる話に花を咲かせている。
- 積もる話は尽きることがなく、この瞬間がずっと続いてほしいと思った。
「積もる話」と「募る話」は間違い?
「積もる話」に似ている語として「募る話(つのるはなし)」という表現が使われていることがあります。
しかし「募る話」という言葉は間違いで、存在しません。
「募る」は、「ひどくなる。力がついて強くなる。募集する。」という意味です。
「おもしろい話を募る」のように、おもしろい話を募集するという使い方はできますが、「募る話」に、「積もる話」のような、話したいことがたくさんあるという意味はありません。