「折り合いが悪い」の意味と使い方や例文!「相性が悪い」との違いは?(類義語・対義語)

【言葉】
折り合いが悪い

【読み方】
おりあいがわるい

【意味】
人と人の関係が上手く行っていないこと。

【類義語】
・仲が悪い

【対義語】
・折り合いが良い
・仲が良い

「折り合いが悪い」の使い方

健太
あのバンドが解散するんだって。
ともこ
ええーっ。好きだったのに。
健太
折り合いが悪くなったんだって。
ともこ
長く一緒にいるとそうなってしまうのかしら。ファンとしては仲直りしてほしいけど。

「折り合いが悪い」の例文

  1. 厳しい両親とは折り合いが悪く、就職してからは会っていない。
  2. 嫁と姑は折り合いが悪いことが多いが、婿と舅も折り合いが悪いことが多い。
  3. 折り合いが悪い彼らは、顔を合わせれば喧嘩ばかりしている。
  4. 彼は、監督と折り合いが悪く退団した。
  5. あの猫は他の猫と折り合いが悪いので、専用の部屋を設けてある。

「折り合いが悪い」と「相性が悪い」の違いは?

折り合いが悪い」に似ている表現に「相性が悪い(あいしょうがわるい)」があります。

相性が悪い」とは、互いの性格や調子などの合い方がよくないことをいいます。

折り合いが悪い」も「相性が悪い」も、人間関係がうまくいっていない状態を表します。

しかし「相性が悪い」は、性格や考え方の違いからうまくいっていない仲をいいます。

対して「折り合いが悪い」は、うまくいっていないことをいい、それがなぜなのかという意味はありません。