「いけ好かない」の意味と使い方や例文!「いけ好かない野郎」とは?(語源由来・類義語)

【言葉】
いけ好かない

【読み方】
いけすかない

【意味】
他人の性質や態度などが気に染まないでいやである。

【語源・由来】
「いけ」は接頭語。

【類義語】
・気に入らない
・感じが悪い

【対義語】
好いたらしい

「いけ好かない」の使い方

健太
斜に構えた人間ほどいけ好かないものはないね。
ともこ
トンカチで真っすぐに戻したくなるわね。
健太
性根を叩きなおすことができるトンカチがあればなあ。
ともこ
発明できたら良いわね。

「いけ好かない」の例文

  1. そうすれば、いけ好かないお客さんがきても、その人に売られないでもいいのです。(H・ロフティング ドリトル先生物語全集 全12巻 6 ドリトル先生のキャラバン)
  2. 名も知らぬ文枝の亭主は、富治にとって、今の今までずっといけ好かない輩だった。(熊谷達也 邂逅の森)
  3. なんだい、あいつが彼女かい、いけ好かない、行かなきや水をぶつかけてやるよ。(坂口安吾 いづこへ)
  4. いつもすかしている健太くんはいけ好かない奴だ。
  5. 初対面から印象が悪く、いけ好かない子だった。

「いけ好かない野郎」とは?

いけ好かない」を用いた表現の一つに「いけ好かない野郎(いけすかないやろう)」があります。

いけ好かない野郎」とは、非常に気にくわない男という意味です。

【例文】

  1. こんないけ好かない野郎とペアを組まされるとは最悪だ。
  2. 健太くんのことをいけ好かない野郎だと思っていたが、意外といい奴だった。