【言葉】
いけ好かない
【読み方】
いけすかない
【意味】
他人の性質や態度などが気に染まないでいやである。
【語源・由来】
「いけ」は接頭語。
【類義語】
・気に入らない
・感じが悪い
【対義語】
好いたらしい
「いけ好かない」の使い方
斜に構えた人間ほどいけ好かないものはないね。
トンカチで真っすぐに戻したくなるわね。
性根を叩きなおすことができるトンカチがあればなあ。
発明できたら良いわね。
「いけ好かない」の例文
- そうすれば、いけ好かないお客さんがきても、その人に売られないでもいいのです。(H・ロフティング ドリトル先生物語全集 全12巻 6 ドリトル先生のキャラバン)
- 名も知らぬ文枝の亭主は、富治にとって、今の今までずっといけ好かない輩だった。(熊谷達也 邂逅の森)
- なんだい、あいつが彼女かい、いけ好かない、行かなきや水をぶつかけてやるよ。(坂口安吾 いづこへ)
- いつもすかしている健太くんはいけ好かない奴だ。
- 初対面から印象が悪く、いけ好かない子だった。
「いけ好かない野郎」とは?
「いけ好かない」を用いた表現の一つに「いけ好かない野郎(いけすかないやろう)」があります。
「いけ好かない野郎」とは、非常に気にくわない男という意味です。
【例文】
- こんないけ好かない野郎とペアを組まされるとは最悪だ。
- 健太くんのことをいけ好かない野郎だと思っていたが、意外といい奴だった。