「空ける」の意味と使い方や例文!「開ける」との違いは?(類義語)

【言葉】
空ける

【読み方】
あける

【意味】
①穴などの空間を作る。
②移動してその場をあいた状態にする。
③また、中身を全部使って器をからにする。
④移動してその場を使えるようにする。また、その場を占めていたものを取り除いて場所や時間などを使えるようにする。
⑤その地位に誰も就いていない状態にする。
⑥空間的・時間的な感覚を生じさせる。

【類義語】
・空にする
・空白を作る

「空ける」の使い方

健太
父さんが焼酎の瓶を次から次へと空けていたんだ。
ともこ
何か嫌なことでもあったのかしらね。
健太
家族は、話してくれるまで待つスタンスだよ。
ともこ
身体を壊す前に話してくれると良いわね。

「空ける」の例文

  1. 国内を空ける事の多い国王に代わって、王子が国内統治を任されていた。
  2. 出張が多く、長期に家を空けることが多かった。
  3. 二階の部屋を空けたままにしておくのはもったいないから貸すことにした。
  4. 敵国が撃ったミサイルが、図書館の壁に穴を空けた。
  5. 一つずつ席を空けて座るのが暗黙の了解だ。

「空ける」と「開ける」の違いは?

空ける」と同じ読み方の語に「開ける」があります。

開ける」とは、
①隔てや仕切りになっているものを取り除く。閉じていたものを開く。
②営業を始める。営業を行う。

という意味です。

開ける」は、「閉じる・閉める」の対義語として使われます。

対して「空ける」は、空にする、空白を作るの意で使われます。