「悪態を吐く」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
悪態を吐く

【読み方】
あくたいをつく

【意味】
悪口をいう。

【類義語】
・罵倒する
・悪し様に言う

「悪態を吐く」の使い方

ともこ
健太くん。先生に悪態を吐いちゃだめよ。
健太
悪態を吐きたくなるような先生が悪いんだよ。
ともこ
悪態を吐くことで心証が悪くなり、成績を下げられるわよ。
健太
のぞむところだ。

「悪態を吐く」の例文

  1. 仲のいい友達を一人失くした哀しみを抱きながら、雨蛙はぐしょ濡れになって、無花果の上葉から下葉へと飛び下りました。そこには皺くちゃな蟇蛙がいて、待っていたように悪態を吐きました。(薄田泣菫 艸木虫魚)
  2. だけどぼくはどなってやった!キリスト教世界のどんな悪魔でも消えてなくなるくらい、悪態を吐き散らしてやった。(エミリー・ブロンテ 嵐が丘)
  3. 阿Qはふだんでも彼女を見るときっと悪態を吐くのだ。(魯迅 阿Q正伝)
  4. エンストを起こした車に向かって、彼は悪態を吐いた。
  5. 僕は笑顔だったが、心の中では悪態を吐いていた。