「あわよくば」の意味と使い方や例文!悪い意味で失礼になる?(語源由来・類義語・対義語)

【言葉】
あわよくば

【意味】
うまくゆけば。間が良ければ。

【語源・由来】
文語形容詞「間(あは)よし」の未然形+助詞「ば」から。

【類義語】
・行けるなら
・できることなら
・チャンス次第

【対義語】
・不可能であれば
・運が悪ければ

「あわよくば」の使い方

健太
バス遠足は、あの子の隣になれたらいいな。
ともこ
くじ引きで隣になるように操作しようか?
健太
本当に?隣の席になって、あわよくば付き合えたらいいな。
ともこ
それは望み過ぎよ。

「あわよくば」の例文

  1. 隣の領主が、あわよくばこの土地を手に入れようと考えていることを知っている。
  2. あわよくば混乱に乗じて私たちの存在を葬り去ろうとしていたに違いない。
  3. あわよくば自分が権力の座につくことができるかも知れないと淡い期待を抱くものもあった。
  4. 最悪でも引き分けで、あわよくば勝って帰りたい。
  5. NYに行って、あわよくば一財産つくりたい。

悪い意味で失礼になる?

あわよくば」は、主に、「うまくゆけば・・・したい」という気持ちや欲望を表す際に使います。叶えたい欲望次第で悪い意味でもよい意味でも使うことができます。

また、「あわよくば」は、「よろしければ」「都合が良ければ」「可能でしたら」という丁寧な言い方にすることで、失礼にならず、幅広い相手に使うことができます。