「鼻腔をくすぐる」の意味と使い方や例文!「鼻孔をくすぐる」との違いは?(類義語)

【言葉】
鼻腔をくすぐる

【読み方】
びこうをくすぐる

【意味】
良い匂いがする。

【類義語】
・香ばしい
・香しい

「鼻腔をくすぐる」の使い方

健太
松茸の芳香が鼻腔をくすぐる
ともこ
松茸が鼻腔をくすぐるせいか、さっきからお腹が鳴っているの。
健太
僕もお腹と背中がくっつきそうだよ。
ともこ
匂いだけじゃお腹は膨れないわ。早くいただきましょう。

「鼻腔をくすぐる」の例文

  1. 炭火でこんがりと焼かれた魚の匂いが、鼻腔をくすぐる。(あさのあつこ ガールズ・ブルー)
  2. 香辛料の香りが鼻腔をくすぐり、否応なく食欲が増す。
  3. 甘い香りが鼻腔をくすぐる。これは何の香りだろう。
  4. ウナギのたれのにおいが鼻腔をくすぐり、居ても立っても居られない。
  5. 複雑で奥深い香りが鼻腔をくすぐる

「鼻孔をくすぐる」との違いは?

鼻腔をくすぐる」と同じ読み方の表現に「鼻孔をくすぐる」があります。

鼻孔をくすぐる」は、「鼻腔をくすぐる」と同じ、良い匂いがするという意味で使われます。

しかし「鼻孔をくすぐる」の「鼻孔」は、鼻のあなのことをいいます。

対して「鼻腔をくすぐる」の「鼻腔」は、鼻のあなから咽頭までの空間のことをいいます。