「翻る」の意味と使い方や例文!「覆る」との違いは?(類義語)

【言葉】
翻る

【読み方】
ひるがえる

【意味】
①ひらりとさっと返る。裏面が現れる。裏がえる。
②旗などが風にひらひらとする。
③おどり飛ぶ。
④態度や説が反対になる。ひっくりかえる。
⑤心が改まる。

【類義語】
・ひらめく
・はためく

「翻る」の使い方

ともこ
先生は賛成派だったのにったわね。
健太
先生は長いものに巻かれる派だからな。
ともこ
校長先生の意見に沿って反対派に翻るなんて許せないわね。
健太
生徒を裏切ったことを後悔させないといけないね。

「翻る」の例文

  1. この界隈の家々の上に五月幟のっていたのは僕の小学時代の話である。(芥川龍之介 或阿呆の一生・侏儒の言葉)
  2. 切っ先は素早くり、刃を上にして又右衛門の顎にぴたりと当てられた。(和田竜 村上海賊の娘 上巻)
  3. 社長の決定ですら、グループ会社の社長の顔色をうかがって翻ることもある。(高橋伸夫 できる社員は「やり過ごす」)
  4. 朝令暮改のように、翻ることはよくあることだ。
  5. 真相を追求しても、いまさら結果が翻ることは無い。

「翻る」と「覆る」の違いは?

翻る」に似ている語に「覆る(くつがえる)」があります。

覆る」とは、
①うらがえる。倒れる。
②国家や政権などが倒される。ほろびる。
③今までのことが否定され根本から変わる。
④動詞に添えてその意を強める語。

という意味です。

翻る」も「覆る」も、変わるという意味があります。

しかし「覆る」は、今までのことが否定され根本から変わることをいいます。

対して「翻る」は、態度や説が真逆に変わることをいいます。