「奮い起こす」の意味と使い方や例文!「奮い立たせる」との違いは?(類義語)

【言葉】
奮い起こす

【読み方】
ふるいおこす

【意味】
はげまして気力を盛んにする。

【類義語】
・力付ける
・掻き立てる

「奮い起こす」の使い方

健太
怖いなあ。嫌だなあ。
ともこ
ここに立ち止まっていることの方が怖いでしょう?
健太
勇気を奮い起こして一歩を踏み出すしかないか。
ともこ
早くこのお化け屋敷から出ましょう。

「奮い起こす」の例文

  1. 大事な試合で負けたが、メンタルを奮い起こす
  2. わたしはやっとの思いで力を奮い起こして席を立ち、彼の求めるものを渡した。(スティーヴンスン ジーキル博士とハイド氏)
  3. そのたびに、おれは精神の力を奮い起こして、ようやくここまでたどりついたようなものさ。(島崎藤村 夜明け前)
  4. 勇気を奮い起こしてともこちゃんに立ち向かった。
  5. 健太くんの言葉のおかげで元気を奮い起こす

「奮い起こす」と「奮い立たせる」の違いは?

奮い起こす」に似ている語に「奮い立たせる(ふるいたたせる)」があります。

奮い立たせる」とは、「気力を盛んにさせる。心を勇みたたせる。」ことをいいます。

奮い起こす」も「奮い立たせる」も、気力を盛んにさせることをいい、ほぼ同じ意味です。