「武士の情け」の意味と使い方や例文!(類義語)

【言葉】
武士の情け

【読み方】
ぶしのなさけ

【意味】
強敵には闘志を燃やして戦いを挑むが、弱い相手には攻めるかわりに援助の手を差し伸べようとする思いやり。

【語源・由来】
武士が切腹をする際に、苦しむ時間を少しでも少なくする為に介錯人が首をはねて楽にさせたことから。

【類義語】
・思いやり

「武士の情け」の使い方

ともこ
健太くん。同じことを繰り返したわね。
健太
ごめんなさーい。
ともこ
武士の情けをかけて許したのに、よくも裏切ってくれたわね。
健太
もう二度としませーん。

「武士の情け」の例文

  1. 武士の情けで見て見ぬふりをする。
  2. これ以上追及しないでおくのは武士の情けだ。
  3. 武士の情けで首にはしないでおいてやろう。
  4. 家まで没収しないのは武士の情けだ。
  5. 到底許しがたい行為だが、武士の情けで許してやろう。