「ご懸念」の意味と使い方や例文!「ご懸念点などございましたら」とは?(類義語)

【言葉】
ご懸念

【読み方】
ごけねん

【意味】
「気にかかって不安に思うこと。心配。気がかり。」の意の「懸念」に尊敬の意の接頭語「ご」を付けた語。

【類義語】
・ご心配

「ご懸念」の使い方

ともこ
健太くん。忘れ物はない?
健太
ご懸念は無用。準備は万端だよ。
ともこ
じゃあ。これは何?
健太
いま入れようと思っていたんだよ。

「ご懸念」の例文

  1. ご懸念は無用です。絶対に大丈夫です。
  2. 決してご懸念にはおよばないかと思います。
  3. 杉山派に対しては、ご懸念なく思うことを述べられよ。(藤沢周平 風の果て 下)
  4. ホッサル殿のご懸念を聞けば、いまは政治的な駆け引きをしている場合ではないように思います。(上橋菜穂子 鹿の王 上)
  5. あなたがご懸念の手紙はおそらく蝋燭の火にては焼却されなかったであろうことを、そしてそれはぜったいにクラフトの手中にはなかったことを、したがってあなたの誘惑がむだであったことを、あなたにお知らせします。(ドストエフスキー 未成年 下)

「ご懸念点などございましたら」とは?

ご懸念」を用いた表現の一つに「ご懸念点などございましたら(ごけねんてんございましたら)」があります。

ご懸念点などございましたら」とは、ご心配な点がありましたらという意味です。

【例文】

  1. ご懸念点などございましたら、気軽にご連絡ください。
  2. ご懸念点などございましたら、おっしゃってください。