「ご賞味ください」の意味と使い方や例文!目上の人には失礼!(類義語)

【言葉】
ご賞味ください

【読み方】
ごしょうみください

【意味】
その食べ物の味に自信のある人が、相手に美味しく食べてほしい時に言う表現。

【類義語】
・ご賞翫ください

「ご賞味ください」の使い方

健太
今年のウナギは100年に一度のおいしさなんだよ。ぜひご賞味ください
ともこ
食べる。食べる。
健太
今年食べないと後悔するおいしさだよ。
ともこ
期待しすぎてがっかりしたくないからそれ以上言わないで。

「ご賞味ください」の例文

  1. このほか、土佐づくりにしたり、あら煮にして賞味しますが、あら煮もなかなか乙なもので、どうせ、家で刺身を作ればあらが残るのですから、これをぜひ作ってご賞味ください。(平野雅章 食物ことわざ事典)
  2. 天皇も口にしたことのあるこの料理をご賞味ください
  3. この土地自慢の料理をご賞味ください
  4. 祖母が作った自慢の梅酒をご賞味ください
  5. さきほど打ったばかりのうどんをご賞味ください

目上の人には失礼!

ご賞味ください」は、自分で味に自信があるという意味を含むので、へりくだる意味がなく、敬語として目上の人に使う表現ではありません。

目上の人に対して使うと失礼にあたります。

ご賞味ください」は、敬語としては不適切ですが、上から目線であったり、相手に不快な思いをさせる言葉ではありません。

しかし、目上の人に対して、とてもおいしいのでぜひ食べてみてくださいという意味で伝えたい場合は、「お召し上がりください」がふさわしい表現でしょう。