「吐き捨てる」の意味と使い方や例文!「吐き捨てるように言う」とは?(類義語)

【言葉】
吐き捨てる

【読み方】
はきすてる

【意味】
口に含んだものを吐き出して捨てる。

【類義語】
・言い捨てる

「吐き捨てる」の使い方

ともこ
健太くん。落ち込んでいるの?
健太
彼女に、あなたには私の気持ちなんてわからないのよって吐き捨てるように言われたんだ。
ともこ
それはショックね。彼女を思いやってあげなかったの?
健太
それは建て前で、僕への愛情が冷めただけだと思うんだ。

「吐き捨てる」の例文

  1. 口に含んだ水を飲みこまずに吐き捨てました。
  2. 首相が、神聖な議会で相手を指さして暴言を吐き捨てた。
  3. 外に出ると、八郎が「あれも相当の狸だな」と吐き捨てるように言った。(藤沢周平 回天の門)
  4. さきほど不破はたかが三十両と言いましたね?たかがと吐き捨てるほどには右から左へと動かせるお金ではありません。(宇江佐真理 髪結い伊三次捕物余話 幻の声)
  5. 「本気だったに決まってるじゃないか」網川が怒りを隠さずに吐き捨てた。(宮部みゆき 模倣犯 下)

「吐き捨てるように言う」とは?

吐き捨てる」を用いた表現の一つに「吐き捨てるように言う」があります。

吐き捨てるように言う」とは、口に含んだものを吐き出して捨てるように言葉を発することをいいます。

【例文】

  1. 弱い者はこの世の中に必要ないと吐き捨てるように言った。
  2. ここから出て行けと彼は吐き捨てるように言った。