「逸る気持ち」の意味と使い方や例文!「はやる気持ちを抑える」とは?(類義語)

【言葉】
逸る気持ち

【読み方】
はやるきもち

【意味】
物事を早く行いたいと思って待ちきれない気持ち。興奮して勇み立つ気持ち。

【類義語】
・焦る気持ち
・急ぐ気持ち
・勇み立つ気持ち
・奮い立つ気持ち
・居ても立っても居られない

「逸る気持ち」の使い方

健太
早く家に帰りたいな。
ともこ
何でそんなに急いでいるの?
健太
新作のゲームの続きをやりたいんだ。逸る気持ちを抑えられないよ。
ともこ
そんなにおもしろいの?ここで私と話している間も惜しそうね。

「逸る気持ち」の例文

  1. おようは、戸口越しに見える新吉の広い背中を目のすみにとらえながら、逸る気持ちを押さえて六つのくるのを待った。(宮部みゆき かまいたち)
  2. 逸る気持ちを抑えて歩くスピードを合わせていると、やがて美保子の方から話しかけてきた。(貫井徳郎 天使の屍)
  3. フランクフルトの市内のあちこちにも、明るいグリーンの地に白でワールドカップ西ドイツ大会のエンブレムをあしらった旗が翻り、「ああ、これがワールドカップなのだ」と逸る気持ちを押さえながら、電車でスタジアムに向かったものだ。(後藤健生 ワールドカップの世紀)
  4. 逸る気持ちに何度もブレーキをかけた。
  5. 逸る気持ちを抑えて、深く息を吸って吐いた。

「はやる気持ちを抑える」とは?

逸る気持ち」を用いた表現の一つに「はやる気持ちを抑える(はやるきもちをおさえる)」があります。

はやる気持ちを抑える」とは、物事を早く行いたくて高まる気持ちを抑えることをいいます。

【例文】

  1. 一刻も早く吉報を聞きたかったが、はやる気持ちを抑え待つ。
  2. はやる気持ちを抑えて慎重に歩を進めた。