【言葉】
開き直る
【読み方】
ひらきなおる
【意味】
急に態度を変えて厳しくなる。また、観念してふてぶてしい態度に出る。居直る。
【類義語】
・逆ギレする
・悪びれない
【対義語】
・詫びる
「開き直る」の使い方
ここは共有スペースなんだからきれいに使ってよ。
共有とはいえ誰も使っていないんだからいいじゃないか。
開き直るの?ここが汚れていると、こっちのスペースにまで埃や虫が来るのよ。
実害が出ていたとは、それは申し訳ない。
「開き直る」の例文
- もうどうしようもないとわかり、開き直った態度をとる。
- 背中をバシッと叩き、開き直って行けと監督にはっぱをかけられた。
- ともこちゃんに詰問されて、ああそうだよと開き直った。
- 健太くんは急に開き直って、それがどうしたといった。
- しどろもどろになりながら浮気の言い訳をしていた彼は、突然開き直って逆切れし始めた。
いい意味?悪い意味?
「開き直る」は、元々は、今までの受身の態度を急に変えて、ふてぶてしい態度になることをいうので、悪い意味で使われました。
しかし最近では、勝敗や合否の決まりそうな局面で、結果を恐れず、気を楽にした方がいいという意で、相手に暗示をかける時に用いられるようになりました。
なのでいい意味でも悪い意味でも使われます。