「開き直る」の意味と使い方や例文!いい意味?悪い意味?(類義語・対義語)

【言葉】
開き直る

【読み方】
ひらきなおる

【意味】
急に態度を変えて厳しくなる。また、観念してふてぶてしい態度に出る。居直る。

【類義語】
・逆ギレする
・悪びれない

【対義語】
・詫びる

「開き直る」の使い方

ともこ
ここは共有スペースなんだからきれいに使ってよ。
健太
共有とはいえ誰も使っていないんだからいいじゃないか。
ともこ
開き直るの?ここが汚れていると、こっちのスペースにまで埃や虫が来るのよ。
健太
実害が出ていたとは、それは申し訳ない。

「開き直る」の例文

  1. もうどうしようもないとわかり、開き直った態度をとる。
  2. 背中をバシッと叩き、開き直って行けと監督にはっぱをかけられた。
  3. ともこちゃんに詰問されて、ああそうだよと開き直った。
  4. 健太くんは急に開き直って、それがどうしたといった。
  5. しどろもどろになりながら浮気の言い訳をしていた彼は、突然開き直って逆切れし始めた。

いい意味?悪い意味?

開き直る」は、元々は、今までの受身の態度を急に変えて、ふてぶてしい態度になることをいうので、悪い意味で使われました。

しかし最近では、勝敗や合否の決まりそうな局面で、結果を恐れず、気を楽にした方がいいという意で、相手に暗示をかける時に用いられるようになりました。

なのでいい意味でも悪い意味でも使われます。