「褒め称える」の意味と使い方や例文!上から目線になる?(類義語・対義語)

【言葉】
褒め称える

【読み方】
ほめたたえる

【意味】
大いにほめる。称賛する。

【類義語】
・褒める
・たたえる

【対義語】
・叱る
・貶す
・謗る
・腐す

「褒め称える」の使い方

健太
文化祭の門の装飾が、過去最高の出来だと褒め称える声が多かったよ。
ともこ
頑張った甲斐があったわね。
健太
デザインからこだわったもんね。
ともこ
褒め称えられると苦労が報われるわ。

「褒め称える」の例文

  1. 優れた技術を持った人を褒め称える
  2. 健太くんの通訳は素晴らしかったと褒め称えられた。
  3. 賞状は、良い成績を収めた人物や組織を褒め称える言葉を書いて与えるものです。
  4. ともこちゃんの絵は、独創的で将来性があると高名な画家に褒め称えられた。
  5. この学校の勤勉で熱心な学生を褒め称えた。

上から目線になる?

褒め称える」の「褒め」は、「褒める」のことです。

褒める」とは、人のしたことをすぐれていると評価して、そのことを言うという意味です。

称える」は「ほめていう。ほめる。」という意味です。

褒め称える」は評価することをいうので、人によっては上から目線に感じ不愉快に思う事があります。

心理学者のアドラーの言葉に

「よくできたね」とほめるのではない。「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝えるのだ。感謝される喜びを体験すれば、自らすすんで貢献を繰り返すだろう。

とあります。

心理学では、褒めるのは上から目線、感謝は横から目線とされているので、褒め言葉よりも感謝の気持ちを伝えた方がコミュニケーションを円滑にできそうです。